ロボット掃除機は一度回り始めると、床掃除という毎日の消耗がごっそり減ります。
ただ、似たような機能に見えても、実際のラクさはゴミ捨てと水拭きの給水と段差やカーペットの相性で差が出がちです。
今回は、現行モデルの Roborock Q7B+ と Dreame F10 Plus を、買う直前に迷うポイントだけに絞って比較します。
結論|Roborock Q7B+とDreame F10 Plusは結局どっち?(用途別)
Roborock Q7B+が向いている人
・本体が小回りしやすいほうが安心で、狭めの間取りでも動かしやすさ重視の人(コンパクト設計を推しているモデルです)
・水拭きをそれなりに使う予定で、給水の手間をなるべく減らしたい人(Q7B+は水タンク280mlの表記あり)
・紙パック式の自動ゴミ収集で、ゴミ捨て頻度を落としたい人(最長60日分の表記)
Dreame F10 Plusが向いている人
・吸引力の数値を重視して、まずは吸い残しを減らしたい人(13,000Paの表記)
・ゴミ捨ての手間をとにかく減らしたい人(最長90日、4L紙パックの表記)
・敷居などの段差が気になっていて、最大20mmの乗り越え表記を安心材料にしたい人
比較早見表(サイズ・価格・特徴)
| 項目 | Roborock Q7B+ | Dreame F10 Plus |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年7月中旬以降に順次発売の案内あり | 2025年モデルの案内あり |
| 本体サイズ | 直径32.7cm × 高さ9.9cm | 350 × 350 × 96.8mm |
| 本体重量 | 約2.8kg | 約3.27kg |
| 吸引力(公称) | 8,000Pa | 13,000Pa |
| 水拭き | 対応、水量3段階、タンク280ml表記あり | 対応、タンク150ml表記あり |
| 自動ゴミ収集 | 対応、紙パック式、最長60日分表記 | 対応、最長90日、4L紙パック表記 |
| マッピング | LDSレーザー、クイックマッピング、複数フロア最大3枚保存の案内あり | Smart Pathfinderで素早くマッピング、複数階マッピングの案内あり |
| 段差 | 数値の表記なし(段差が気になる家は20mm表記のあるF10 Plusが安心材料になりやすい) | 最大20mmの表記あり |
| 音声操作 | Roborockアプリ操作の案内あり(音声操作の明記は見当たらず) | Alexa、Siri、Google Home対応の案内あり |
| 価格帯 | 楽天の目安、4万円台後半〜7万円前後。セールやクーポンで上下 | 楽天の目安、2万円台後半〜4万円台前半。セールやクーポンで上下 |
| 保証 | 1年保証の表記あり | ロボット掃除機は1年保証の規定あり(消耗品は対象外) |
一番大きな違い|Roborock Q7B+とDreame F10 Plusで分かれるポイント
迷いが分かれるのはこの2つです。
1つ目は 吸引力の優先度。
とにかく吸い残しを減らしたいなら、Dreame F10 Plusは13,000Pa表記が強みになります。
一方でRoborock Q7B+は8,000Pa表記で、コンパクトさとバランス重視の立ち位置です。
2つ目は 水拭きの給水ペース。
Roborock Q7B+は水タンク280ml表記、Dreame F10 Plusは150ml表記なので、水拭きをよく回すほど差が出やすい部分です。
使い勝手の違い|日常シーンで比べるとどう違う?
ワンルーム、1LDKで毎日回す
狭めの間取りは、家具の脚まわりで小回りが利くかが体感に直結します。
Roborock Q7Bはコンパクト設計を強く推しているので、置き場所と取り回しが気になる人は相性が出やすいです。
カーペット多め、髪の毛多め
吸引力を優先したいならDreame F10 Plusが候補に残りやすいです。
加えて、カーペットブーストの案内もあるので、カーペット比率が高い家はチェック価値があります。
水拭きも回して床のざらつきを減らしたい
水拭きを習慣化するなら、タンク容量の差で給水の手間が変わります。
Roborock Q7B+の280ml表記と、Dreame F10 Plusの150ml表記は、購入前に見ておきたいポイントです。
段差や敷居が気になる
Dreame F10 Plusは最大20mmの段差乗り越え表記があります。
Roborock Q7B+の段差は販売ページで要確認にしておくのが安全です。
メリット・デメリットを整理
Roborock Q7B+のメリット
・コンパクト設計のモデルで、置き場所と小回りの安心感が出やすい
・水拭きの水量調整が3段階で、タンク容量も280ml表記
・紙パック式の自動ゴミ収集で最長60日分表記
Roborock Q7B+の注意点
・吸引力の数値だけで選ぶと、Dreame F10 Plusに見劣りする可能性
・段差対応など細かい条件は購入前に販売ページで要確認
Dreame F10 Plusのメリット
・13,000Pa表記で吸引力重視の選び方がしやすい
・自動ゴミ収集は最長90日、4L紙パック表記
・最大20mm段差、音声操作対応など、生活の中で引っかかりやすい不安を潰しやすい
Dreame F10 Plusの注意点
・水タンク150ml表記なので、水拭きを多用する場合は給水ペースが上がる可能性
・間取りと家具配置によっては、コンパクトさ重視のモデルより取り回しが合わないこともあるため、サイズは販売ページで要確認
楽天で購入するときの注意点(型番・保証・在庫)
・Roborockは Q7B と Q7B+ があり、自動ゴミ収集ドックはQ7B+のみの案内です。型番の取り違えは要注意。
・Dreameも F10 と F10 Plus が並ぶことがあるので、こちらもPlus表記を購入前に確認すると安心です。
・紙パックなど消耗品は、互換品も含めて販売ページの対応可否で確認するのが安全です。
・保証や延長保証、初期不良対応はショップごとに差が出ます。購入前に販売ページの規約確認がおすすめです。
よくある疑問(購入前の不安まとめ)
Q:自動ゴミ収集は本当に放置できますか?
A:どちらも自動ゴミ収集の案内がありますが、日数は部屋の環境で変わる注記があります。目安として考えるのが安全です。
Q:水拭きはどれくらいラクになりますか?
A:回数が増えるほど、タンク容量の違いが効いてきます。給水の頻度を減らしたいなら、タンク容量は要チェックです。
Q:段差がある家でも大丈夫?
A:Dreame F10 Plusは最大20mmの表記があります。Roborock Q7B+は販売ページで要確認にして、敷居の高さに合わせるのが確実です。
まとめ|迷ったら、任せたい手間で決める
・吸い残しを減らして、とにかく吸引力重視ならDreame F10 Plusが合いやすいです。
・置き場所と小回り、水拭きの給水ペースも含めてバランス重視ならRoborock Q7B+が候補に残りやすいです。


