Xiaomi Smart Band 10 と HUAWEI Band 10。
どちらもいわゆる「細身のバンド型」で、睡眠・心拍・運動記録・通知確認まで一通りカバーしています。防水もどちらも5ATMなので、日常の汗や雨、プール程度なら現実的に困りにくい範囲ですよね。
ここまで条件がそろっていると、最後に残るのは「どっちが上か」ではなく、
生活の中で、どこを一番ラクにしたいかだったりします。
実際、比較していて一番分かれやすいと感じるポイントは、だいたい次の3つです。
- 画面の見やすさを「外で」重視するか
- 睡眠の見方を「深掘りしたい」か「ざっくりでいい」か
- アプリ連携のクセを「許容できるか」
以下では、この3点が日常のどこで効いてくるのかに絞って整理していきます。
迷いポイント
購入直前で詰まりやすいのは、だいたいこの2パターンです。
- 「どっちでも良さそう」に見えて、実は毎日のストレスが変わる
- スペック差は見えるのに、「自分の使い方だと差が出るのか」が読めない
このあと、差が出やすい場面に落としながら比べていきます。
画面と装着感は、毎日いちばん触れるところで差が出る
画面サイズと屋外の見やすさ
Xiaomi Smart Band 10は、1.72インチAMOLED。
HBM輝度1500nits、リフレッシュレート60Hzと、屋外視認性と操作感を前に出した仕様です。
一方、HUAWEI Band 10は1.47インチAMOLEDで、サイズはやや控えめ。
ここは、通勤中や外出先で「通知を一瞬で読みたい」人ほど効いてきます。
日差しの下でも、1行目だけでも読み切れると、スマホを取り出す回数が減りやすいんですよね。
逆に、屋外で通知を見る頻度がそこまで高くないなら、このサイズ差は「使っているうちに慣れる」可能性もあります。
厚みと“つけっぱなし”の気持ちよさ
薄さは、HUAWEI Band 10が8.99mm(最薄部、センサー部除く)と明記されています。
Xiaomi Smart Band 10は10.95mm(心拍センサー除く)で、重量は15.95g(ストラップ除く)。
ここ、地味ですが効きます。
たとえば、疲れてベッドに入って横向きになったとき。
手首が枕や布団に当たる人だと、ほんの数mmの差が違和感になることもあります。
逆に、日中メインで運動や外出が中心なら、厚みよりも「画面の見やすさ」が勝つ場合もあるでしょう。
睡眠の扱い方は、HUAWEIが“分析寄り”、Xiaomiは“習慣化寄り”
HUAWEI Band 10は、睡眠分析の説明がかなり厚めです。
睡眠中HRV(心拍変動)や、睡眠時の呼吸の乱れ検知など、「どういう状態だったか」を細かく見せる方向。
Xiaomi Smart Band 10も睡眠管理を強調していますが、
「パーソナライズされたガイダンス」や、最長21日のバッテリーとセットで、続けやすさを押している印象です。
ここは、完全に好みが分かれます。
- 睡眠を“原因探し”っぽく見たくなる人
→ HUAWEIの説明の厚さが安心材料になりやすい - 睡眠を“整える行動”に落としたい人
→ Xiaomiの「続けられる設計」のほうが馴染みやすい
実際、ネット上の声を拾うと、HUAWEI Band 10は睡眠の記録や見え方への満足が語られやすく、仮眠まで拾うという話も見かけます。
一方でXiaomi Smart Band 10は、通知の見やすさや屋外視認性、操作感といった「日常での使いやすさ」が話題になりやすいですね。
ワークアウトは「数」より「使う運動」で差が出る
運動モードの数は、Xiaomi Smart Band 10が150種類以上。
HUAWEI Band 10も100種類以上をうたっています。
ただ、正直ここは数字の勝負というより、
自分がやる運動が、その中に含まれているかが本質です。
たとえば、
- ランニングやサイクリングで、心拍を他デバイスに飛ばしたい
→ Xiaomiは心拍数ブロードキャスト対応を明記 - 運動より、睡眠や体調の“観察”が主目的
→ HUAWEIは睡眠まわりの説明が濃い
平日夜にジムへ寄って、帰宅後はあまり頭を使いたくない日。
その場面で「記録が残っていれば十分」なら、どちらでも成立しやすいです。
でも「運動の振り返りを、次にちょっと活かしたい」人だと、
心拍の扱い方が後から効いてくることもあります。
バッテリーは“公称日数”より「自分の設定」で決まる
Xiaomi Smart Band 10は最長21日間のバッテリー持続をうたっています。
HUAWEI Band 10は「約14日」「約8日」「AODで約3日」と、条件付きでかなり具体的。
ここで見るべきなのは日数そのものより、
- 常時心拍や睡眠、血中酸素をどこまでONにするか
- AOD(常時表示)を使うか
- 通知の量が多いか
このあたりです。
どれをONにしても、体感のバッテリーは短くなりますよね。
充電頻度を減らしたい人ほど、「自分が切れない機能」を先に決めてから、表記を見るほうが失敗しにくいです。
通知とアプリ連携は、じわじわ効く“クセ”
Xiaomi Smart Band 10はMi Fitnessアプリ、HUAWEI Band 10は健康データを深く見る思想のアプリ設計です。
実機レビューでは、Xiaomiは通知が読みやすい一方、アイコン表示の挙動にクセを感じる声もあります。
小さい話ですが、毎日何十回も見る人だと、地味に気になるところですよね。
HUAWEI側は睡眠・健康データの満足度が高い反面、「スマートウォッチ的に何でもできる」期待だと、少しズレることもあります。この価格帯のバンドは、その割り切りが前提だったりします。
どんな人が、どちらを選びやすいか
ここはおすすめではなく、迷いの分岐点として置きます。
Xiaomi Smart Band 10が馴染みやすい人
- 外で通知を見る頻度が高い
- 画面の見やすさを優先したい
- 充電の手間をできるだけ減らしたい
- 運動もするが、まずは“続くこと”を重視したい
HUAWEI Band 10が馴染みやすい人
- 睡眠データをしっかり見たい
- つけっぱなし前提で、薄さを重視したい
- バッテリー表記を「条件付き」で判断したい
迷ったまま買わないための最終チェック
購入直前の人向けに、判断が戻れる質問だけ置きます。
- 平日の昼、屋外で通知を見る回数は多い?
- 睡眠データは「眺める」派?「掘る」派?
- 充電は週1でも面倒?それとも許容できる?
- AODは使いたい?使わなくていい?
- 一番欲しいのは“体調の観察”か、“生活の摩擦を減らす”か?
この答えが出ると、スペック表の見え方が変わってくるはずです。
まとめ
Xiaomi Smart Band 10とHUAWEI Band 10は、
どちらも「軽くて、日常と睡眠と運動をカバーする」方向性は同じです。
そのうえで差が出るのは、
画面の見やすさ、睡眠の深掘り方、アプリ連携のクセ。
どちらかに決めきれないときは、「自分が毎日いちばん触る瞬間」を一つだけ想像するのが近道です。
通知なのか、睡眠なのか、充電なのか。
そこを決めると、不思議と迷いが減ることがありますよ。


